結婚するならきちんと収入のある人がいいけど、結婚相談所にはどのくらいの年収の男性が多いのか気になっている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、結婚相談所7社の男性会員の年収と、日本人男性の平均年収を調べてみました。
リアルなデータを見ることで、自分はどれくらいの年収の男性にアプローチすればいいのか目安になると思うので、ぜひ参考にしてください。
この記事でわかること
- 結婚相談所の男性会員の年収(7社を比較)
- 日本人男性の平均年収(年代別のデータ)
- 女性が結婚相手に求める年収
結婚相談所にいる男性の年収はどのくらい?
こちらは、大手結婚相談所の男性会員の年収データをまとめた表です。
年収400万以上の割合 | 500万円以上の割合 | 600万円以上の割合 | |
---|---|---|---|
IBJメンバーズ | 約97% | 約85% | 約64% |
パートナーエージェント | 約88.7% | 約45.8% | |
ゼクシィ縁結びエージェント | 約70% | 約28% | |
ツヴァイ | 約78% | ||
オーネット | 約61% | ||
スマリッジ | 約66.5% | ||
エン婚活エージェント | 約83.3% | 約40.4% |
どの結婚相談所も、約半数は年収500万以上という結果です。
その中でもIBJメンバーズは、他社と比較して高収入男性の割合がとても多いですね。
IBJメンバーズは男性の入会資格で年収○〇〇万円以上と基準を設けられていることもあり、ハイスペックが多いと言われています。
※基準はエリアや年代によって異なります。
詳しくは「IBJメンバーズってどんな結婚相談所?特徴を解説!【口コミ・評判あり】」をご覧ください。
そもそもIBJメンバーズは活動費用も高いので、それなりにお金に余裕のある人しか入会できないというのもあると思います。
そう考えると、活動費用と男性会員の年収はある程度、比例しているのかもしれません。
参考に、各社でかかる1年間の費用をまとめてみました。
1年間の活動費 | |
---|---|
IBJメンバーズ | 386,100円~ |
パートナー エージェント | 237,600円~ |
ゼクシィ縁結び エージェント | 217,800円~ |
ツヴァイ | 300,300円〜 |
オーネット | 194,400円〜 |
スマリッジ | 125,400円~ |
エン婚活エージェント | 182,380円 |
※成婚料やお見合い料を除く活動費です。
費用が安い結婚相談所でも、スマリッジやエン婚活エージェントは「コネクトシップ」というプラットフォームに加盟していて、他社の結婚結婚相談所の会員とも出会えるため、「安い=会員の質が悪い」というわけでもないですね。
コネクトシップとは
複数の結婚相談所が加盟している、会員相互紹介プラットフォームです。
自社会員だけではなく、他社の会員ともお見合いをすることができます。
住まいや年齢によって年収の差はある
活動費用に加えて、男性会員の住まいや年齢によっても年収が変わることは覚えておくべきかなと思います。
例えばパートナーエージェントだと、関東は平均年収630万円ですが、関東以外は平均482万円と、かなり開きがあります。
さらに20代よりも40代男性の方が、年収は高くなる傾向があります。
日本人男性の平均年収を年代別に調べました
結婚相談所の中のデータだけではなく、日本人の平均年収も気になりますね。
年代別の平均年収データを見ていきましょう。
ここでは、転職サイトdodaのデータを参考にしていきます。
(2020年9月~2021年8月の1年間にdodaエージェントサービスに登録した人の平均年収データです。)
20代男性の平均年収は363万円
20代男性の平均年収は363万円です。
300万円未満 | 32.7% |
---|---|
300〜400万円未満 | 39.1% |
400〜500万円未満 | 18.6% |
500〜600万円未満 | 6.5% |
600〜700万円未満 | 2.0% |
700〜800万円未満 | 0.6% |
800〜900万円未満 | 0.2% |
900〜1000万円未満 | 0.2% |
1000万円以上 | 0.1% |
1番多いのが300〜400万円、次が300万円未満です。
400万円以下が70%と考えると、20代で500万円以上の男性はかなり希少だということが分かります。
30代男性の平均年収は474万円
30代男性の平均年収は474万円です。
300万円未満 | 15.7% |
---|---|
300〜400万円未満 | 28.3% |
400〜500万円未満 | 24.7% |
500〜600万円未満 | 15.1% |
600〜700万円未満 | 8.2% |
700〜800万円未満 | 3.7% |
800〜900万円未満 | 2.0% |
900〜1000万円未満 | 1.4% |
1000万円以上 | 0.9% |
30代は20代より平均年収が90万円ほどUPしていますが、1番多い層は300〜400万円というのは同じです。
20代からずっと同じ年収の人もいれば、一気に年収が上がっている人もいて、差が出てきている感じですね。
40代男性の平均年収は563万円
40代男性の平均年収は563万円です。
300万円未満 | 13.2% |
---|---|
300〜400万円未満 | 21.6% |
400〜500万円未満 | 21.3% |
500〜600万円未満 | 15.6% |
600〜700万円未満 | 10.9% |
700〜800万円未満 | 6.6% |
800〜900万円未満 | 4.3% |
900〜1000万円未満 | 3.6% |
1000万円以上 | 2.9% |
40代になると、30代よりもさらに平均年収が90万ほどUPしています。
ただし、1番多い層はどの年代も変わらず300〜400万円です。
年代関わらず300〜400万円の人がほとんどだということだね。
平均年収が高い業種
ちなみに、平均年収が高い業種はこちらです。
- 金融
- メーカー
- 総合商社
- 建設/プラント/不動産
- IT/通信
女性が結婚相手の男性に求める年収はどれくらい?
女性は結婚相手の男性にどのくらいの年収を求めているのか?そんなデータもあったので紹介します。
2019年に内閣府が発表した「少子化社会対策に関する意識調査」を参考にしています。
女性が結婚相手に求める年収
200万円~300万円未満 | 5.4% |
---|---|
300万円~400万円未満 | 13.9% |
400万円~500万円未満 | 19.5% |
500万円~600万円未満 | 17.1% |
600万円~700万円未満 | 7.4% |
700万円〜800万円未満 | 4.8% |
収入は関係ない | 4.6% |
わからない | 20.9% |
400〜500万円未満が1番多く、次が500〜600万円です。
ただ、「わからない」と答えている人も多く、具体的な理想がない人もいるようですね。
結婚相手に求める年収と実際の年収の比較
次に、女性が結婚相手に求める希望年収と、実際の男性の年収を比較したグラフをご覧ください。
男性の実際の年収は300〜400万円が多いものの、女性が求めているのは400万〜600万円とズレがあります。
平均よりいい男性を…と思ってしまうのは当然の心理ですが、少し年収条件を下げるだけで、チャンスは倍増するのかなと思います。
ライバルが少ないからこそ、狙い目ともいえますよね。
年収が高くても浪費グセがある人もいますし、年収が低くても堅実に貯金してる人もいるので、総合的に判断する必要があります。
結婚相談所は男性の年収水準が高め
結婚相談所の男性会員は、年収500万円以上が半数以上と、日本人の平均年収よりも水準が高いことがわかりました。
ただ、結婚相談所では500万円以上は当たり前でも、一般的にはそうでないことは覚えておくべきでしょう。
プロフィールを見ると無意識のうちに高い年収の男性に目が行きがちですが、もっと条件を広げれば出会いの可能性が一気に増えるわけです。
お相手探しの参考になれば幸いです。
自分は高望みかも?と思った方は、こちらも参考にしてみてください。