「婚活はしないほうがいい」「やめたら彼氏ができた、結婚できた」という話も聞いたことあると思います。
婚活は楽しいことばかりではなくツラいことも多いので、やめてしまいたくなりますよね。
でも婚活をやめたら当然チャンスが減るわけで…
やめて本当に結婚できるのか?やめたら一生独身なんじゃないか?と不安になるものです。
最初にお伝えしておくと、婚活をやめたら全員が結婚できるわけではありません!(私の自己分析ですが)
どんな人が婚活をやめたら良いことがあるのかなども、合わせてお伝えしていきますね。
婚活をやめたら結婚できた話
私の体験談です。(ちょっと文章長くなります)
27歳から結婚前提の出会いを求めて婚活をスタート。
数え切れないほどの合コンに行ったりマッチングアプリ、婚活パーティーなども経験してきました。
心が擦れていくというか、本来の自分を見失うような感覚。
次から次へと壁がやってきてその度に落ち込むし、頑張ってるのにまわりはササっと結婚して出産して、置いてけぼりになったような気分になる。
そんな中、30歳になった頃に友人の紹介で良い出会いがありました。
結婚前提で付き合ったつもりだったので、「この人と結婚するんだろうなぁ」と思っていたのですが、話はなかなか進展せず…。
それどころか、彼はいつも忙しくて会えないし連絡の頻度も少なく不満は募るばかり。
しまいには私の誕生日に熱を出したといい、デートをドタキャン。
もちろんデート優先してよ!とワガママを言うつもりは全くありませんが、前日から連絡をしても音信不通で、返信があったのは誕生日当日の夕方ですよ。
いくら熱があるとはいえ、私だったらそんな対応はしないなと思った出来事でした。
その後、改めて誕生日のお祝いをしてくれることもありませんでした。
誕生日プレゼントがあるって言っていたけど、たぶん買ってなかったのでしょう。
ここで気づいたんですよね、彼が悪いというわけではなく自分がいけないのかもって。
こんなに私を大事にしてくれない人と結婚したいと思っていたことが異常だし、きっと恋愛依存していたのだと思います。
彼と、というよりは「結婚」がしたかっただけなのかもしれません。
この精神状態では、たぶんどの人とお付き合いしてもツラいだけだろうなって思ったんです。
こんな決意を元旦にして、その一年は自分だけの時間を満喫することにしました。
彼氏に依存せず1人でも楽しめるように自立したかったからです。
婚活は一切せず、無理に友人にも会わず、1人でやりたいことを見つけてやってみる、それだけです。
そしてその年の12月頃、新しく職場にきた新人さんが「結婚は?彼氏欲しくないんですか?良いマッチングアプリありますよ!」とアプリの画面を見せながら説明され…
「ん〜今は彼氏はいらないかなぁ」といいつつ、楽しそうに話す新人さんにのせられて、その場でダウンロード。笑
それから3ヶ月で今の夫に出会い、結婚しました。
婚活をやめてよかったこと
私が婚活をやめてよかったと思うことをピックアップしてみました。
婚活をやめてよかったこと
- 婚活のストレスから解放された
- 精神的に自立できた
- 自己理解が深まった
- やりたいことをして自分を大切に扱うコツが分かった
婚活のストレスから解放された
一番は婚活のストレスから解放されたこと!
初対面の人と会わなくていい、返信がこない…などのモヤモヤとは無縁になります。
デート代や交通費、婚活サービス利用料もいりません。
恋愛依存の私は婚活一筋になっていましたし、ちょっとのことでとても落ち込みやすく、仕事にも正直影響しちゃってました。
でも婚活をやめたことで悩みの原因がなくなり、気持ちが明るくなったのは本当によかったです。
精神的に自立できた
婚活や恋愛から距離を置いたことで、恋愛依存から脱出し精神的に自立できたというのも大きな出来事。
私の場合は自分にないものをパートナーに求めてしまい、婚活がうまくいかなかったのだと思いますが、それが改善できたと思っています。
彼がいなくなったら終わりみたいな思考はなくなりましたし、生活の安定のために年収などのスペックでお相手を見ることもなくなったんです。
相手に求めない精神が確立されたので、マッチングアプリで良い人と出会えて、しかも良い関係が築けるようになったのではないかなと思っています。
自己理解が深まった
婚活から離れたことで、自己理解が深まりました。
なぜ結婚したいの?どんな人と結婚したいの?
きっと「女は30歳までに結婚しないとヤバい」「子供を産むなら早く結婚しなきゃ」など焦りから婚活をしていただけで、本当に結婚したいとは思っていなかったのかもしれません。
でも婚活から離れたことで、とことん自分の気持ちと向き合うことができて、きちんと理解することができたんですよね。
よくよく考えた結果、「相思相愛で安心できるパートナーが欲しい」というのが私の正直な気持ちでした。
1人で生きるのはもう十分楽しんだし、2人で生きる人生ってどんな感じなんだろう?面白そうだなとも思いました。
婚活を離れて結婚したい理由が明確になった、というのは今幸せでいられる大きな要因になっていると感じています。
やりたいことをして自分を大切に扱うコツが分かった
婚活中は仕事も頑張らなきゃ、婚活も頑張らなきゃ、と何かに急がされていて頑張りすぎていた節がありました。
本当はやりたくないことも我慢して頑張って、「頑張ってればきっといつかうまくいく」なんて考えていたり。
つまり、本当の気持ちを無視して自分を雑に扱っていたんですね。
でも婚活から離れて1人の時間を楽しむと決めてから、「楽しむためには何をしたらいいの?どんなことがしたいの?」と自分に問うことが増え、ひとつずつやりたいことを実践することで自己肯定感が上がっていきました。
本当に小さなことですが、今食べたいものを食べる、お風呂でお気に入りのバスソルトを使う、コスメを新調するなどして自分がご機嫌でいられる環境を作れるようになったのは大きいなと思います。
恋愛は自己肯定感が高い方がうまくいくといいますが、その通りですね。
どんな人が婚活やめたほうがいい?
婚活をやめたら良い方向にいく人と、そうでない人がいると思っています。
じゃあ、どんな人が婚活やめたほうがいいのか?
私が思うに、以下のようなパターンです。
- 「婚活したい」ではなく「しなきゃ」になっている人
- 逃げではなく目標がある場合
「婚活したい」ではなく「しなきゃ」になっている人
「婚活しなきゃ」と義務感のような感じになってしまってる時は、婚活をやめてみるといいかも。
そういう時は、周りの環境に影響されて婚活をしているだけで、自分の意思でないことが多いと思います。
仕事も婚活も頑張っていると、考える余裕がなくなってしまいますからね。
逃げではなく目標がある場合
「ツラくてもうやめたい!」など逃げではなく、何か目標があってやめるなら、きっとうまくいくはず。
逃げたとしても、それを乗り越えるまで課題はまたいつか訪れます。
なので婚活をやめるなら、「婚活をやめて〇〇をする」と決めてからが良いのかなと思います。
結婚の目的がわからなくなっている方は、「【婚活のやり方マニュアル】始め方から結婚するまでの方法!」が参考になるはずです。
婚活をやめたら全員が結婚できるわけではない
私の体験談をお話させていただきました。
誤解して欲しくないのは、婚活をやめたら全員が結婚できるというわけではない、ということ。
私は結婚を諦めていなかったですし、だからこそ勧められたマッチングアプリをすぐにダウンロードしたわけです。
「婚活やめたわけじゃないじゃん!」ってツッコミが聞こえてきそうですが、完全に出会いを閉ざしたら結婚できるはずはありません。
婚活を離れたことで課題がクリアになったから、良い出会いを引き寄せ結婚できたと思っています。
婚活のストレスの解消法をまとめた記事もあるので、よかったら参考にしてみてください。